ボランティアって何するの?
杉並で活動するみなさんにお話をお聞きしました。
数字で見る、すぎなみ地域大学
「すぎなみ地域大学」は2006年4月に開校しました。地域活動に必要な知識と技術を学び、仲間を増やし、区民自らが地域社会に貢献する人材を育む場所が「すぎなみ地域大学」です。
16年の歴史を持つ「すぎなみ地域大学」は、2021年度までに17,194人の受講者がいます。講座終了後は9割近い人が区のボランティアに登録したり、NPO法人などの団体に加入しています。また、仲間とともに団体を立ち上げる(26団体)人もいます。学んだ知識を生かし、さまざまな分野の地域活動に参加しています。
「すぎなみ地域大学」に参加したみなさんに、受講動機を聞きました。最も多かったのが「地域や社会の役に立ちたい」で、62.5%の人が答えています。2番目は「講座内容に興味があった」49.5%、3番目は「自分の知識や経験を活かしたい」と続きます。
受講したみなさんに満足度をお聞きしました。平均満足度は、86.1%。100%満足が最も高く、90% 満足と80%満足はそれぞれ22.7%でした。この高い数字は地域に根付いた講座内容に加え、地域の人との出会いの場として満足されていることを示しています。
取り組んでみたい活動について聞きました(複数回答)。最も多いのが「生涯学習・地域の文化・芸術に関する活動」(26.2%)、次に「健康づくりに関する活動」、「障害者に関する活動」と続きます。すぎなみ地域大学には、こうした活動を学べる講座が、令和5年度は25講座用意されています。