ボランティアって何するの?
杉並で活動するみなさんにお話をお聞きしました。
数字で見る、すぎなみ地域大学
すぎなみ地域大学の設立は、2006年です。地域活動に必要な知識と技術を学び、仲間を広げ、地域社会に貢献する人材を育む場所が「すぎなみ地域大学」です。他の地域に先駆けて設立されたユニークな仕組みは、今年で18年目を迎えました。区民の活躍の場をさらに提供するために、新しい講座も生まれています。
2006年に開校した「すぎなみ地域大学」は、2023年度までに18,519人の受講者がいます。そのうち地域活動実践コース修了者の8割を超える人が区のボランティアに登録したり、NPO法人などの団体に加入したり、仲間とともに団体を立ち上げています。学んだ知識を生かし、さまざまな分野の地域活動に参加しています。
「すぎなみ地域大学」に参加したみなさんに、受講動機をお聞きしました。最も多かったのが「講座の内容に興味があった」で、23.6%の人が答えています。2番目は「地域や社会の役にたちたい」21.7%、3番目は「自分の知識や経験を活かしたい」と続きます。(複数回答)
取り組んでみたい社会活動について聞きました。最も多いのが「生涯学習・地域の文化・芸術に関する活動」(18%)、次に学校教育に関する活動と、子育てに関する活動と続きます。すぎなみ地域大学では、こうした活動を学べる講座を、多数用意しております。(複数回答)
受講したみなさんに満足度をお聞きしました。100%満足が最も高く、80%満足と90%満足と続きます。平均満足度は81%です。この高い数字は地域に根付いた講座内容に加え、地域の人との出会いの場として満足されていることを示しています。
※数字はすべて令和5年度のものです。